温泉津焼きとはこの地方で石見焼きと言われるうちの一つであり、温泉津町にあります。今回は3軒ほぼ歩いて行ける範囲にある椿窯、(有)椿窯、森山窯を訪ねてみました。
この近くには温泉津やきものの里というものがあり、そこも一度見たかったので寄ってみました。なぜかと言えば映画の男はつらいよシリーズでここがロケ地となっていて、どんな様子なのかを実感したかったからです。その映画公開は1974年ですから50年前です。半世紀も経てば当時の様子などなくなっている場所もありますが、実際に行ってみて整備はされているものの、雰囲気はそのままでした。



さて、先に挙げた3軒の窯元。ひとつだけ不在であり、残りを訪問しました。私が見たかったのは青と赤です。青は呉須(ごす)、赤は辰砂(しんしゃ)という釉薬ということですが、どちらも良かったけど赤に余計惹かれました。結果、赤いコーヒーカップを購入しました。ネットや画像で見るよりも実物はいいですね。
この地で印象的だったことはこの焼き物もそうですが、温泉津の温泉街もそうでした。車で通り抜けましたが、昭和の雰囲気たっぷりで、昭和生まれの私としては懐かしいというか昔ながらの温泉、湯治場にホッとします。
ゆっくり撮っていたい気持ちもありましたが時間がとれず通り過ぎましたが、今度いつになるかわかりませんが、ここに一泊してゆっくり温泉街から海まで歩きたいと感じました。
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